5/3-5は《大気の入り江:お茶とリスニングインスタレーション》を大いに楽しみました。
日常生活の中のちょっとしたすき間から、非日常の世界に飛び込んでいくような実験的な試みでしたが、沢山の方に体験いただき、大きな手応えがありました。体験した方からは、こんなフィードバックを頂きました。
『自然のアンビエント・ミュージックだった。現代的な、日本らしい風流な音遊び。』
『音にとって大切なのは内容ではなく、音の聴き方なんだと思った。音の聴き方を整えてもらって、しみじみと音を聴き込んだ。』
『茶道とか、香道とか、日本の古くからある文化のような、あたらしい「道」を感じた』
『とても気持ちよく、いつまでも居たい空間』
『すばらしくおもしろかった。気がついたら1時間たっていた。瞳や耳、鼻の奥を指でつつかれたり、思いでにふけったり、木の実、にがい味、湯気、ひかり、石、水の揺れ、外と内の入れ替わり。良い予感のする、とてもすてきな時間をすごした。ひとつひとつの動作を思い起こす。それはなつかしく、幸せな気持ちをよびおこした。どうしてだろうと考えると、子どもの頃していた世界をさぐる実験そのものだった。』
自分たちが意図していた以上のさまざまな感覚を共有してもらい、終わった後の会話も毎回とても楽しかったです。今回の体験を踏まえ、秋以降にまたお披露目できればと思っております。有難うございました!