Anechoic Space:無響空間 (2003)

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■概要:
沈黙の時間に身を委ねる。
私たちは日頃、無意識のうちに視覚や聴覚からのさまざまな影響を受けています。 外界からの物音、目に入る物の動きはそれぞれのリズムをもち、それらが織り成すポリリズムの影響を受けながら、人は自分のリズム=時の流れの中で生活しています。
無響室は、私たちから多くの外部刺激を遮断します。自然界にはあり得ない、完全な沈黙と暗黒。 しかしながら、無響室にあっても沈黙は訪れません。観客は自らの循環器系の脈動と神経末梢の放つノイズを聴き、そして、暗黒が極めて豊穣な色彩に満ちていることを発見するでしょう。普段の時間の流れからしばし隔絶され、自らの放つ音響と色彩とに満たされた時間の流れを体験してください。


■展示:
2003.03 時間旅行展 (日本科学未来館)
2004.03 時間旅行展 (上海科技館、上海、中国)
____.10 時間旅行展 (Trompo Magico Museo Interactivo, Jalisco,Mexico)
2005.03 時間旅行展 (山口情報芸術センター)
____.07 時間旅行展 (佐賀県立宇宙館)
2006.02 Exploration of Time! (The Palace of Culture and Science,Warsaw, Poland)
2007.04 ランドセルミュージアム (日本科学未来館)
■クレジット:
デザイン/田中陽明 [flow] コンセプト/瀬藤康嗣+田中陽明 [flow] 協力/若林音響株式会社、(有)さいとう工房
監修/一川誠(山口大学時間学研究所/千葉大学文学部准教授)
■学会発表:
この作品の鑑賞者に対する調査から得られたデータを元に以下の研究発表を行いました。
一川誠, 田中陽明, 瀬藤康嗣: “一般的参加者における主観的時間評価に影響を及ぼす諸要因の検討”,日本基礎心理学会第24回大会, 立教大学, 2005.12