先日仕事で行ったNYでロングボードを買って来ました。わざわざNY行ってサーフボードを買ってくるバカもそうそういないと思いますが、日本で買うよりは随分安いので、参考までに情報を書き留めておきます。
NYの市街地(マンハッタン〜ブルックリン)でサーフショップは3つありますが、うち2つ(Pilgrim Surf SupplyとSundays Surf NYC)は、サーフショップというよりはサーフファッションの店という評判。YELPで一番評判が良かったのはここ。サーフィンだけでなく、スノーボード、スケボーも扱ってます。
http://www.yelp.com/biz/aegir-boardworks-brooklyn
http://aegirboardworks.com
店の場所はブルックリンで最近活気のあるエリアの一つであるDUMBO界隈。F trainのYork st. から歩くと5分もかかりません。
PeterとShaunいう2人のスタッフはめっちゃ明るくフレンドリー、また自分自身もボーダーということなので、話も盛り上がります。
サーフボードの店頭在庫はショートは20枚くらい&ロングは中古2枚だけでしたが、取り扱いのあるブランドのものであれば、数日で取り寄せができます。欲しい板のイメージ(僕の場合は、由比ヶ浜=混んでるビーチブレイク、だけどノーズライドをやりたい)を伝えたところ、各メーカーのカタログでいくつか候補を挙げてくれて、ある程度絞れてきたら各モデルのプロモーションビデオをオンラインで見せてくれたので、とてもわかり易かったです。
行ったときはすぐに決めるつもりはなかったんだけど、二人のスタッフが信頼出来る人たちだな、と直感で思ったのと、ビデオで板の特徴が分かったので、わずか1時間ほどで即断!翌日メーカーに連絡するよってことで、売価の30%を手付金として渡してボードが届いたら連絡を再度もらうことに。僕の場合は日曜日に注文して金曜日に届きました。なので、ある程度スケジュール的に余裕をみておくのが吉。
さて、次の問題は「どうやって日本に持って帰るの!?」ってことで、まず空港までどうやって運ぼうか、、、という相談をしたところ、じゃあ50$でJFKまで運んでやるよってことになりました。僕が滞在していたアパートが店からそう遠くない場所だったんで、当日僕も空港まで連れて行ってくれることになり、どうせタクシーで行ったら45$なんで、ほとんど変わらない値段でボードを運んでもらえて、ラッキー!
Peterが出発当日12時に滞在先に迎えに来てくれることになり、まぁ日本じゃないしサーファーだし(笑)時間にルーズかもな、、、と思っていたら、時間ピッタリにブザーが鳴ってびっくり。フレンドリーでくだけているけど、ちゃんと仕事には真面目で本当にいいヤツでした。というわけで、NYでボードを買おうって人がいたら、AEGIR BOARDWORKSをまず訪ねてみると良いと思います(ちなみに、NYから1時間半ほどのサーフスポットRockawayまで行くと、いくつか店があります)。
さて、最後の問題はは航空会社。僕はANAで、連絡無しにいきなり空港に行ってしまったんですが、実は2メートルを超えるモノの場合は事前に連絡をしておいたほうがベターとのこと(載せられない場合もある)。3メートルを超える荷物の場合はまず30,000円が課せられます。ここまではわかっていたんだけど、もともと仕事で手荷物預けが2個だったのが、3個になるとその超過分でさらに15,000円かかるとのこと。手荷物の一つは機内持ち込みができるサイズのスーツケースだったんで、持ち込みますと言ったらスーツケースの重量が10キロ以上だったので機内持ち込みができないと言われ、結局300cmオーバーの超過料金+手荷物数オーバーで合計45,000円也〜
手荷物の扱いは、航空会社によって違うので、きちんとリサーチして行きましょう(反省)。
Peterの話では、一番サーファーフレンドリーな航空会社はオーストラリアのQANTASで109インチ未満のボードは超過料金なしで普通の手荷物として運んでくれる、逆に最悪なのはCHINA AIRで、NY-BALIの往復で1,000$以上かかって航空券より高かかったと愚痴っていました。
最後、成田空港にはもちろんラック付きの車で行きました。到着時に空港まで車を持ってきてくれる駐車場に預けていたんで、成田空港での移動は何とかなりました。
NYで音楽作って、そのギャラで買ってはるばる運んできたサーフボード、思い入れもひとしおです。