Exhibition History
これまでの展覧会の履歴はこちらをご覧ください。
http://setoh.com/profile/2007/01/cv_art_exhibitions.html
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地球上の数カ所に異なる音程に調律された風鈴を設置する。それぞれの街に設置された風鈴の音声は、その街のローカルなサウンドスケープを形成するとともに、インターネットでストリーミング中継される。それぞれの地点で、同時に風がそよぎ風鈴が鳴り響くと、それらは一つの和音を形成する。
■詳細ページ:
http://www.floweb.org/beijing/
音楽ブースからの音を、FM電波のトランスミッターを用いて会場全域に発信する。発信された音は、大型の風船によって空中に浮遊させられた小型のスピーカー付きラジオ受信機によって受信される。こうして、スピーカーが空中に浮遊した状況が会場全体につくりだされ、ここからDJおよびライブの音が再生される。観客の立つ位置によって、キャンセレーション、干渉、位相ずれが起こることにより音像は様々に変化する。
このインスタレーションは2002年夏、帯広競馬場を用いて開催されたとかち国際現代アート展<デメーテル>のために制作。
ムービーを見る [7.6MB](※音は出ません)
■概要:
沈黙の時間に身を委ねる。
私たちは日頃、無意識のうちに視覚や聴覚からのさまざまな影響を受けています。 外界からの物音、目に入る物の動きはそれぞれのリズムをもち、それらが織り成すポリリズムの影響を受けながら、人は自分のリズム=時の流れの中で生活しています。
無響室は、私たちから多くの外部刺激を遮断します。自然界にはあり得ない、完全な沈黙と暗黒。 しかしながら、無響室にあっても沈黙は訪れません。観客は自らの循環器系の脈動と神経末梢の放つノイズを聴き、そして、暗黒が極めて豊穣な色彩に満ちていることを発見するでしょう。普段の時間の流れからしばし隔絶され、自らの放つ音響と色彩とに満たされた時間の流れを体験してください。
■概要:
音がひきおこす、視覚の変容。
この作品は、聴覚と視覚とがそれぞれ別々に時間処理を行っているために起こる現象を用いています。
音によって目に見えるものが変わってしまう、そんな体験を通して、自分の中においてすら時間が一様ではないとことと、人間が<現実>だと信じ込んでいるものが、実はいかにいい加減か、ということを体感してもらえればと思っています。
■概要:
<愛に生きる鳥>ジュウシマツの営みと、<愛を売る>人間の歌に秘められた戦略を、対比的に展示するインスタレーション作品。